Viivi 00.01 リリース・ノート
第00.01.00版では,第00.00.00版から以下のような修正を行いました.
- 文字列内のエスケープシークエンスを正しく処理するように修正しました.
- 数値の前綴り (#eや#iなど) が大文字 (#Eや#Iなど) で与えられても
正しく処理するように修正しました.
- Windowsプラットフォーム上のファイル名を正しく扱うように修正しました.
- 文字どうしの(文字コードによる)大小の比較を正しく行うように修正しました.
- eq?/eqv?/equal? を修正しました.
- call-with-input-file/call-with-output-file を修正しました.
- apply が正しい処理および正しいエラー処理を行うように修正しました.
- equal? の引数に循環リストを与えても正しく処理するように修正しました.
- 異なる型(たとえば整数と複素数)の数値データの等値性の比較を
正しく行う(て#fとする)ように修正しました.
- 分数どうしの数値データの等値性の比較を厳密性を含めて正しく行うように
修正しました.
- eq? を用いて数値や文字のデータの比較を行う際に,
オブジェクトのメモリアドレスを比較する方法と
オブジェクトの値を比較する方法とを切り替えられるように,
手続き呼び出し 「(viivi-set! eq?-comparison-mode N)」
およびコマンドラインオプション「-Q N」を導入しました.
- min, max の返す値が正しい厳密さを持つように修正しました.
- 手続き呼び出しの中でエラーが起きた場合,エラー表示の後に
処理が正しくトップレベルに復帰するように修正しました.
- with-input-from-file/with-output-to-file を修正しました.
- case を修正しました.
- viivi-set!/viivi-property の不要な部分を削除しました.
- closure の文字列表示を修正しました.
- 出力ファイルを開くとき,デフォルトで上書きするように開くのか,それとも
追記するように開くのかを指定できるようにするため,手続き
「(viivi-set! overwrite-output-files [#t|#f])」 および
コマンドラインオプション「-W [true|その他]」を導入しました.
また,その上書き・追記モードを確認するための手続き呼び出し
「(viivi-property 'overwrite-output-files)」を導入しました.
- (viivi-set! LANG ...) を (viivi-set! language ...) に変更しました.
ご連絡方法
2010/11/23 開設
2022/03/02 更新
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