ごあいさつ・Viivi 00.00 を公開しました (2010/10/24) < Viiviの履歴 < Viiviの小部屋 < 入り口 / Entrance
はじめまして.ハンドルネーム ilma と申します. 個人的に開発を続けてまいりました JVM用の 多言語対応 R5RS 準拠 Scheme インタプリタ Viiviを このたび本サイト上で公開させていただくことにしました.
このインタプリタは2009年7月4日に Shibuya.lisp テクニカルトーク #3 で Gino(仮) としてご紹介させていただいたものです. Shibuya.lisp発表時には2009年中に公開予定と申し上げておりましたが, 優先しなければならない別件の作業で一年が過ぎてしまいました. Viivi本体についてはいくつかのバグ修正とドイツ語のサポートを追加しただけで 一年前の状態とほとんど変わっていません.
Viiviは完成したから公開するのではありません.完成させるために公開しました. ViiviをR5RS完全準拠の安定した処理系にすることが公開の目的です. これまで実装作業と並行してテストやデバッグも個人でやってきましたが,現状ではまだバグが多いため, 多くの方にテストしていただきバグ情報を提供していただいたほうが効率的であろうと判断いたしました. 現版は使ってみてがっかりされるかもしれません. しかし,みなさまからいただくレポートを参考にViiviを改善し, 問題が起きない限り常にViiviの最新版を提供し続けられるように努力するつもりです. ご理解の上ご協力いただきたくお願い申し上げます. 電子メールでのコメントやご質問もお待ちしています. どうぞよろしくお願いいたします.
Viiviの公開初版 00.00 をダウンロードできるようにしました.
Viiviの小部屋の中にある
「Viiviのダウンロード」からダウンロードできます.
R5RS がなければ Viivi は作れませんでした.
この単純明快で美しくかつ奥深い言語仕様を提供してくれたSchemeコミュニティに感謝いたします.
Viivi開発・公開にあたり,これまで多くのみなさまのお世話になりました.
hiyoaxさんとtaayanさんには 実装について議論をし開発を支援してもらいました. ghostさんにはJavaをいっしょに勉強し技術や対外発表の情報を提供してもらいました. pixieさんとsneexさんはMac環境でViiviをテストしてくれました. rd-1さんにはホームページについて意見をもらいました. kuyonekaさんはただのおもしろいやつです.しかしそれが大きな救いになりました.
Shibuya.lispとそのメンバーのみなさまには インタプリタを発表する場を初めてお与えいただき, またLispについて楽しくお話を聞かせていただいて大きな刺激をいただきました. shiroさんとhigeponさんには実装についてご助言をいただきました. gomさんには実装についての有益なご意見をいただきました. g000001さんには公開に関してご助言をいただきました.
以上はごく一部のみなさまですが,お世話になりましたすべてのみなさまにお礼を申し上げます. ありがとうございました.
2010/10/24
ilma <ilma@viivi.io>
ごあいさつ・Viivi 00.00 を公開しました (2010/10/24) < Viiviの履歴 < Viiviの小部屋 < 入り口 / Entrance
2010/10/24 開設
2022/03/02 更新
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