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[NOTE]
This article is written ONLY in Japanese.
I hope you can read the contents through one of the surprisingly advanced latest machine translators,
such as Google and DeepL.


Fliege über die Rekursiven!

ここに記載した内容は Viivi に関する 非公式で個人的な考えを雑然と思いつくまま書いたものです. Viivi 開発の背景にある経緯や考えかたを知っていただくために設置しています.

(10) Shibuya.lisp

公開する前にどこかでViiviについて発表するようなことは全く考えていませんでした. しかし,週末に Java 言語を一緒に勉強していた ghost さんに勧められて ViiviGino(仮) として初めて発表させていただいたのが Shibuya.lisp でした. 僕がずっと憧れ続けてきた (にもかかわらず未だに使いこなせない) Lisp 言語を駆使している人たちの集まりですから きっと恐ろしいハッカー集団に違いありません. しかも「Shibuya」て… ボコボコに叩かれて終わるかもしれないという不安を抱きつつ, ダメもとで6分のライトニングトークに申し込んでみました. 情報系の組織や団体に所属しておらず発表の機会も皆無だったのですが, 運営陣のみなさまにはたいへんなご配慮をいただき, 僕のような素人に40分のテクニカルトークで話す機会を与えていただきました. 既存の価値観にとらわれない柔軟で寛容なお考えの Shibuya.lisp 運営陣のみなさまに最高の敬意を表します.

発表はたいへん好意的に聞いていただきました. 発表の終了5分前に急に話すリズムが崩れますが, これは残り時間を示す時計を見て発表時間を5分残してしまったと勘違いしたからです. 質疑応答の5分が含まれていたんですね. 最後の数分間は話を伸ばそうとして支離滅裂になってしまいました,
ついでにもうひとつ訂正させてください. 手続きに渡す引数が複数ある場合「evalを除き」左から右へ引数が評価されると申しましたが, evalの場合にも引数は左から右へ評価されて渡され, 第1引数の評価結果がその後改めて評価されますので,この例外は撤回します. すべての場合に,引数は左から右へ評価されるとお考えください.
発表後には鋭いご質問をいただきました. 打ち上げ会場でも参加されていた方々と熱い Lisp 談義で盛り上がりました. たくさんの方にGino(仮)についてご意見をいただきました. 僕は酒が飲めませんし大勢の方の間を話して回るというのも不得意なのですが, gom さんはじめ何人かの方々に相手をしていただき部屋の隅でずっとお話しさせていただいていました. (大人数の中にいるのがあまり得意ではありませんので助かりました. gom さんはじめみなさま,ありがとうございました!) 改めて驚いたのは,Lisp 言語を使っていてしかも渋谷の集会に来られる人が こんなにもたくさんいらっしゃるんだということでした. Lispユーザが純粋な知的好奇心だけで集まるという このような草の根的な(たいへん失礼な表現ですが)活動が 情報科学・情報工学の発展を支えているのだと思います.

さらに,お名前だけは以前から存じ上げていましたが, Scheme界のスーパースターであらせられますshiroさんやhigeponさんに 直接お会いすることができ,ご指導いただく機会を得ました. shiroさんにご指摘いただきました虚数単位「i」のパージングはすぐに修正しました. higeponさんにご指導いただきました r5rstest.scm によるテストはまだできていません. モニタ用の手続きを定義する必要があるのだと思いますが, これからバグレポートをいただきながら修正したいと思っています. どうもありがとうございました.

そしてたくさんの方に名刺をいただいたのですが 大事に取り置きすぎて お礼を申し上げるのが公開直前になってしまいました. (2010/10/26追記: 実はまだご連絡を差し上げておりません. と申しますのも,公開後に互換性をテストしてみたところ, 明らかなバグがまだ残っていることが判明したからです. このような実装上初歩的なバグをつぶしてから,改めてご連絡を差し上げるつもりです. [とはいえ,ユーザからしてみればバグに初歩的も何もないですから, どこで判断するかが非常に難しいのですが.] もしそれ以前にこのサイトを発見されました場合には, 公開のご連絡が遅れましたことを深くおわびいたします.) どうしても優先してやらなくてはならない別件の作業で手一杯の状態で Shibuya.lisp から丸1年以上後の公開となった次第です. 励ましのお言葉やメールなどをいただきました多くのみなさまにおわびとお礼を申し上げます. すみませんでした.そしてほんとうにありがとうございました.

Shibuya.lisp は,恐ろしくはありませんでした [;)] が,予想した通りのハッカー集団でした. 多少なりとも Lisp 言語に興味をお持ちのかた,それから (映画に出てくるようなニセモノのではなく) 動いている本物のハッカー(しかも大勢!)を見てみたいかたは, 是非一度 Shibuya.lisp に参加してみることをおすすめします. (待てよ… こんなサイトの深いページを見てくれているような方は… 失礼しました!)


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2010/10/24 開設
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